自民党市議団・大分市議会議員 工藤てつひろ
責任を持っての行動、新しい大分−工藤てつひろ
 
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本日は晴天なり(コラム)
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11月9日に衆議院総選挙が行われました。皆さん、国民の義務をしっかり果たしましたでしょうか?
 大分県の投票率は全国でも2番目に高かったようで、特に2区、3区は70%を超える投票率とのこと。県民の皆さんの関心の高さがこのような結果に結びついたのでしょう。良い事ですね。しかし1区だけは、若干低かったなぁ。しかも我が自民党推薦の候補者は、「小選挙区」で負けてしまうし……(他の2、3区は自民党が当選したのに)。選挙事務所で開票速報を見てがっかりしていたのですが、なんとその1時間半後の深夜1時過ぎに、「比例代表」でなんとか当選することができました。ちょっとだけ複雑な思いもあるのですが、非常に喜ばしい事です。
 そこで皆さん! この当選の過程を理解できますか? 落選したかと思ったら当選してみたり、「なんのこっちゃ?」などと思っている人も多いのではないでしょうか。政治や選挙を良く知らない人のために少しだけご説明しましょう。
 大分県内全域を3区域に分けた時、大分市全域を「小選挙区」のうち「1区」と呼びます。今回「1区」では4人の候補者が出ており、当然、最多得票者の1人が当選です(ここで自民党推薦候補者は、一旦落選となってしまいました)。そこで「比例代表」という言葉が出てくる訳ですが、これがなかなかうまいこと出来ているというか、ややこしいというか……。
 まず立候補者は、「小選挙区」だけで出ている人、「小選挙区」「比例代表」のどちらからも出ている人、そして「比例代表」だけで出ている人に分けられます。「比例代表」は党内で順位が決まっており(いわゆる『名簿順』)、自民党内で見てみると39人の比例代表立候補者がおり、上位5人が「比例代表」のみの立候補者で、残り34人が両方での立候補者でした。投票の際、候補者名そのものを記入する用紙の他に、「支持政党名」を記入する用紙があったと思いますが、これが「比例代表」の当選者を決めるためのものだったのです。知ってました?
 この投票数に応じて「比例」で当選する人数が決まります。自民党は今回九州では8人という枠を得ました。そのうち5人は比例単独だったので必然的に当選となり、残り3人の枠を名簿順で6番目に当たる34人(うち20人は小選挙区ですでに当選)もの人達の中から「惜敗率」の高い順に選ばれるというしくみです。
 ね、ややこしいでしょう。着いて来れてますか? またまた難しい言葉、「惜敗率」とは何ぞや? これは「小選挙区」で当選した候補者との得票差を計算した割合のこと。最初に書いた「小選挙区」で落選した自民党候補者は、得票差約三九〇〇票、惜敗率96.3%という高い率だったため、残り3人の中に入れたという訳です。選挙事務所の中では、静まり返った重苦しい雰囲気から次第に期待感が高まり、「もしかして……」という気持ちから「行けるぞ!」という声に変わり、当選の連絡が入った時には事務所全体が湧き上りました。一度は地獄に落ちた思いもしましたが、天国へと復活です。落選した人が数時間後にバンザイしている姿を初めて見て不思議な感じでしたが、本当に良かった!
 ところで私の説明で理解してもらえたでしょうか。知らない人にはレクチャーしてあげて下さいね。
 

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