自民党市議団・大分市議会議員 工藤てつひろ
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平成20年度第3回議会一般質問の答弁

工藤議員さんの、土木建築部に係る御質問にお答えいたします。
 御案内のように、ことしの夏は日本各地で局地的な豪雨の発生により住宅や道路が冠水し、とうとい人命が失われている大変不幸な災害もありましたが、これまで本市におきましては、幸いにもこのような事態は発生いたしておりません。
 まず、局地的な集中豪雨等による市道の冠水危険箇所の把握についてでございますが、限られた地域に対するゲリラ豪雨と呼ばれる局地的な集中豪雨は発生原因も解明されておらず、これを事前に予測することは極めて困難な状況であると報じられております。このため、過去の実績などをもとに、被害が発生しやすい箇所や地形等の状況を踏まえた冠水箇所等の想定、また、本年作成いたしました大分市洪水ハザードマップによる浸水想定区域及び冠水が想定される道路の情報等も参考にし、局地的な集中豪雨による市道の冠水危険箇所の早期把握に努めてまいりたいと考えております。
 次に、冠水している市道の危険回避についてでございますが、洪水時等に冠水しやすいような箇所のほか、下郡、大在、戸次地区など、JR及び国道との交差部で急激に流入する雨水排除のためにポンプを設置している箇所などはもちろんのこと、局地的な集中豪雨による冠水を予測していなかった市道につきましても、気象情報による降水量の予測や道路の排水状況の確認などに基づき、市道の通行制限のための看板やバリケードを設置してまいります。
 また、必要な場合は、現地での交通指導を行うとともに、地域を巡回しています地元消防団による緊急災害用規制看板の設置などを通じ、通行の安全確保を第一に、より迅速で確実な措置を行い、冠水している市道の危険回避を図るとともに、消防局や警察署などとも連携し、相互に2次災害の防止に努めてまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、「災害は忘れたころにやってくる」と言われており、ふだんからの心構えと危機管理に向けた体制づくりに努めてまいりたいと考えております。
 以上であります。

工藤議員さんの、消防行政に係る御質問にお答えいたします。
 通報が殺到したときの混乱を招かないような対処方法についてでございますが、消防局では、大規模災害に対応するため、高機能消防指令システムを運用しております。このシステムは、災害発生場所を特定するための通報者の位置情報が指令台に地図表示できることや、通報者との会話中に災害の発生場所や種別等を入力することで、自動的に出動車両、部隊等が編成され、瞬時に出動指令をかける機能を持っており、受信から指令までの時間短縮を図れることにより、次の受信対応が可能となっております。
 指令センターには常時4名の通信員を配置しておりますが、大雨や台風等により大規模な災害が発生することが予測される場合には、最大12名が同時に受信対応できる体制がとれますことから、今回のようなゲリラ的集中豪雨が予想される場合は、早期の通信要員の増員により、あらゆる情報を精査する中、混乱の回避ができるものと考えております。
 今後も引き続き、各種災害に対応するための通信、運用訓練を実施し、さらなる受信体制に万全を期してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

工藤議員さんの、民生委員、児童委員に係る3点の御質問にお答えいたします。
 まず1点目の、民生委員さんの平均年齢と最高齢者は何歳かとのお尋ねでございますが、本市には、民生委員、児童委員さんが、主任児童委員さんを含め791名おり、平均年齢は61.4歳で、最年長は75歳、最年少は34歳となっております。
 次に2点目の、民生委員さんの高齢化が進む中、老々介護に近い状態になっているが、市はどのように考えているかとのお尋ねでございますが、3年に1度の民生委員、児童委員さんの一斉改選の折に、厚生労働省から通知される民生委員児童委員選任要領を受け、本市における民生委員、児童委員を選任するための基準として、大分市民生委員児童委員、主任児童委員選任要領を定めております。この中で、将来にわたって積極的な活動を行うことができる者を選任する見地から、年齢要件を75歳未満とし、また民生委員、児童委員としての適格要件として、「社会奉仕の精神に富み、人格識見ともに高く、生活経験が豊富で、円満な常識を持ち、条理をわきまえ、人情の機微に通じ、責任感が強い者」で、「健康である者」などと定めています。
 選任に当たっては、本要領の趣旨を踏まえ、各地区の自治会長から推薦された方について、自治委員連絡協議会校区会長を長とする校区推薦準備会で適任かどうかの審査がなされた後、大分市長及び民生委員推薦会長へ推薦され、審査を受けます。その後の手続は、御案内のとおりでございます。この結果、地域における最も適した方が民生委員、児童委員に選任されることになりますが、その中には、議員さん御指摘のように、御高齢の方も御就任いただいております。
 仕事量も多く、体力的にも精神的にも非常に御苦労の多いこととは存じますが、地域からの推薦をいただき就任された民生委員、児童委員さんは、年齢に関係なく皆さんその職責を全うしていただいているものと考えておりますし、その活動は市民福祉の向上に必要不可欠のものでございますので、今後とも引き続き尽力をいただきますよう期待いたしているところでございます。
 次に3点目の、現職の民生委員さんの研修や将来の民生委員たる人の育成を市はどのように図っていくのかとのお尋ねでございますが、少子・高齢化、核家族化の進行などを背景に、地域における相互扶助機能の希薄化など、地域社会が大きく変容する中、民生委員、児童委員さんに寄せられる期待はますます大きなものとなっており、地域福祉の最前線で御活躍される民生委員、児童委員さんの資質の向上と将来的な後継者の育成は、重要な課題であると認識いたしております。
 お尋ねの研修につきましては、新しく御就任された方を対象に、本市が主催する新任者研修会を初め、大分市民生委員児童委員協議会などが主催する各種研修会など、1年間に十数回の研修会が開催されております。そのほかにも、毎月1回校区ごとに開催される定例会において、福祉課題の検討や情報交換などが行われており、民生委員、児童委員さんは、これらの研修会や定例会などを通して研さんを積まれ、地域福祉の推進に御尽力いただいているところでございます。
 また、地域における人材育成につきましては、現在本市で取り組んでおります地域まちづくり活性化事業、ご近所の底力再生事業、地域力向上推進事業の3本の柱から成る地域コミュニティー再生事業、ボランティア団体やNPO法人活動への支援と協働、「日本一きれいなまちづくり」運動、ふるさとづくり運動など、さまざまな施策を通じ、地域福祉の活動に取り組むリーダー的な役割を担う人材を地域の皆様とともにはぐくんでまいりたいと考えており、こうした地域活動の実践の中から、必ずや後継者としてふさわしい人材が輩出されてくるものと期待しているところでございます。
 以上でございます。


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